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2013年5月15日 (水)

他国の軍の買春・強姦こそ問題にすべき

橋下日本維新の会共同代表の発言が波紋を広めています。

私は基本的に橋下氏の発言に賛成です。

予想できた事ですがやはりマスコミや女性人権擁護派に橋下氏の思いとは違うところに論点が持っていかれそうな気配です。

橋下氏が13日の会見で言った事(朝日新聞より)
http://www.asahi.com/politics/update/0514/OSK201305130144.html

午前
1 多大な苦痛と損害を周辺諸国に与えたことも間違いない。
2 事実と違うことで日本国が不当に侮辱を受けていることにはしっかりと主張しなければいけない。
3 日本の慰安婦問題だけが世界的に取り上げられているのはおかしい。。
4 日本は「レイプ国家」でもなければ、国をあげて強制的に慰安婦を拉致し、職業に就かせのでもない。
5 本人の意に反して慰安婦になってしまった方には戦争の責任は日本国にもある。
6 当時は日本だけじゃなくいろんな軍で慰安婦制度を活用していた。
7 休息をさせてあげようと思ったら慰安婦制度は必要。
8 日本国が、韓国とかいろんなところの宣伝の効果があって、レイプ国家だと見られてしまっている。

午後
1 慰安婦制度じゃなくても、風俗業っていうものは必要だと思う。
2 沖縄の海兵隊司令官に「もっと風俗業を活用してほしい」と言った。
3 「性的なエネルギーを合法的に解消できる場所は日本にあるわけだから、もっと真正面からそういう所を活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーをきちんとコントロールできない。」と司令官に言った。
4 (慰安婦制度は)朝鮮戦争の時もあった。
5 沖縄占領時代だって、日本人の女性が米軍基地の周辺でそういうところに携わっていた。
6 戦争責任の一環としてそういう女性たちに配慮しなければいけないが、そういう仕事があったことまでは否定できない。
7 歴史をひもといたら、いろんな戦争で、勝った側が負けた側をレイプするだのなんだのっていうのは、山ほどある。
8 そういうのを抑えていくためには、一定の慰安婦みたいな制度が必要だったのも厳然たる事実だ。
9 そんな中で、なぜ日本が世界から非難されているのかを、日本国民は知っておかないといけない。

一つ意見が異なるのは午前の4(訂正:午前の5)。韓国の慰安婦への賠償は韓国国家への賠償で解決済みなのでいまさら必要ない。こんなリップサービスをするから韓国人がつけあがる。

買春なんて無いほうが良いに決まっている。
だから買春を否定するのだったら、橋下氏を批判するのではなく、全世界に対して売買春を禁止する活動をすれば良い。
貧しくて娘を無理やり売春婦にさせているような国に対して禁止を訴えていくべきだ。
「いわゆる従軍慰安婦」は実際は軍に随行した高収入娼婦であり、人権の問題ではない。
「いわゆる従軍慰安婦」が問題だというのなら、戦後GHQが無理やり日本に設置させた売春宿のほうがはるかに問題。
もっと問題なのはベトナム戦争時のレイプとその結果の多人数の混血児。

このあたりを問題にせず、なぜは橋下氏の発言のみを問題視するのか。

韓国が「いわゆる従軍慰安婦(実際は軍に随行した高収入娼婦)」を騒ぐのなら、米国が「セックススレイブ」という間違った見解を広めるのなら、日本はもっと他国の「軍と性」に対して問題化すべきだと思う。

女性の人権などと騒ぐ方々は意図的に日本の問題のみに極小化する。

それこそが問題だと思う。

日ごろ「国際社会」「地球市民」などと偉そうな事を言う人に限ってこの手の問題では日本のみを批判する。
真の国際人なら日本国内よりもっと大きく深刻な世界の不都合を追求せよ。

橋下氏のような発言は政権与党としてはなかなか発し難い。野党だからこそできる事だと思います。

この件で日本維新の会の果たすべき役割が見えて来たようです。

自民党よりももっと右翼に位置し、これまでタブー視されてきた事に言及し問題提起する。
いうならば「問題提起型保守」

自民党はその提起された問題の議論を熟成させ解決策・落としどころを見出す「問題解決型保守」

両党このスタンスで良いのではないでしょうか。

2010年3月31日 (水)

国立の九州大が入試で男性差別

「女性枠」というものの悪用の典型例ではないでしょうか。

西日本新聞より
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/161914
引用開始----------------------------------
九大数学科に 「女性枠」設置 12年度入試
2010年3月30日 00:26

 国際的にも少ない日本の女性数学者を数多く輩出しようと、九州大学は29日、2012年度入試で理学部数学科の後期日程に、女性に限定した募集「女性枠」を設けると発表した。女性枠を設ける大学は九州で初めて。

 「女性ならではの視点と感性が研究・教育に多様性をもたらす」と数学科の教員が考案した。

 数学科の定員は54人。後期日程9人のうちの5人が女性枠となる。試験科目も後期日程は数学のみだが、女性枠は「国際的に活躍してほしい」(同課)と、外国語の「英語2」「リーディング・ライティング」がある。

=2010/03/30付 西日本新聞朝刊=
引用終了----------------------------------

愚の骨頂だと思います。

世の中には女性を優遇し、女性枠を設ける必要がある、あるいは女性枠を設けたほうが良いというケースは多々あると思いますし、現実に「女性枠」というものが多く存在します。

ですが、数学科の入試に女性枠を設ける必要が何処にあるのでしょうか。

例えば私立大学が経営戦略のためにやるなら多少わからなくもないですが、国立大学しかも旧帝大がこんな理不尽な入試をやる必要は全くない。

後期日程9人のうちの5人が女性枠となる。

残りの4人は男女問わないのだから、男性からすれば圧倒的に不利となる。

---------------------------------------------
「女性ならではの視点と感性が研究・教育に多様性をもたらす」と数学科の教員が考案した
---------------------------------------------

数学科の教員ならばもっと理論的な根拠を示して欲しい。

そもそも「国際的にも少ない日本の女性数学者を数多く輩出しよう」なんて発想自体が性差別ではないのか。

そうではなくて、国際的に名を知られる日本の数学者を増やすことがまず第一で、そういう数学者が増えれば、その中に女性も含まれてくるという発想が健全だと思います。日本の数学者に占める女性の割合を増やしても、国際的に名を残す人物が増えなければ何もならない。無理やり女性枠を設けてその分男性の道を狭くすれば逆に、優秀な数学者の数を減らすことになるのではないでしょうか。

小学校では混合名簿が導入されたり、男も女も「さん」で呼ばれたり、色の区別をつけてはいけないなどと、男女を意識させないジェンダーフリーの教育がなされている。

私はジェンダーフリー教育自体反対だが、小学校では男女の区別をなくそうとしているのに、なぜ男女互角に競いあい、少ない席を取り合うフェアな大学入試という場にわざわざ男女差別を持ち込むのか。

国公立大学にこんな不合理な男性差別の入試を許してはいけない。

普段「男女共同参画」などと唱えているフェミニストの方々はこのような性差別を見過ごすのですか。

真の男女共同参画を目指すのならば、女性差別を減らすのと同時に男性差別も減らし、女性の優遇という名の新たな男性差別にも警戒の目を向けるべきではないのでしょうか。

世の女性の皆さん。
あなた方はこのような理不尽な女性優遇を望んでいるのでしょうか。

九大卒業生の皆さん。
あなた方の母校は男性差別によって、本来合格する実力のある者に対して、強制的に席を譲らせようとしています。
母校の暴挙を許していいのですか。

たった5人の女性枠ではありません。

一度許せば女性枠はどんどん広まるかもしれません。
そして他の大学まで波及していくでしょう。

九大を決して許してはいけない。

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2010年1月19日 (火)

平沼氏中心の保守政党設立は避けるべき

自民党、民主党双方に愛想を尽かし新政党誕生を望む有権者も多い。

その中でも保守勢力の結集を期待する方々が望んでいるものにいわゆる平沼新党がある。

その期待を背負った平沼氏が失言をしました。

47newsより
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011801000285.html
引用開始----------------------------
「もともと日本人じゃない」 平沼氏、蓮舫氏を批判

 平沼赳夫元経済産業相(衆院岡山3区)が岡山市で17日に開かれた後援会パーティーのあいさつで、政府の事業仕分けで注目された民主党の蓮舫参院議員について「言いたくないけれども、もともと日本人じゃない。帰化して国会議員になって事業仕分けでそんなことを言っている」などと発言した。

 蓮舫議員の事務所は18日、取材に「直接聞いたわけではなく、コメントする立場にない」としている。

 平沼氏は次世代スーパーコンピューター開発事業の仕分けで、蓮舫議員が「世界1位でなければ駄目なのか」と発言したことを「政治家として不謹慎だ」と指摘。「科学技術立国の予算は世界1位じゃなきゃいけない。つけを払わされるのは有権者だ」と強調した。

 パーティー終了後、平沼氏は記者団に「差別と取ってもらっては困る。テレビ受けするセンセーショナルな政治は駄目だ」と説明した。

 ホームページによると、蓮舫議員は父親が台湾人、母親が日本人で、1985年に日本国籍を取得した。

2010/01/18 23:59   【共同通信】
引用終了----------------------------

こんな発言をする方を中心に保守勢力が集まってしまったら、集まった勢力全体が同じような考えを持つ集団だとみなされてしまう。

平沼氏の政策や理念には賛同する部分が多いですが、この発言を無視するわけにはいきません。

蓮舫氏がリベラルであろうが保守であろうが、民主党であろうが自民党であろうがそんな事は関係がなく、一個人に対して帰化した人だからという理由で批判してはいけない。

例えば民主党には、特定の国の国民に便宜をはかるために、帰化して国会議員になったのではないかと疑われる方が居られますが、そういう方に対してもその政策や政治姿勢に対しての批判をすべきであって、もともと日本人ではないからという批判は慎まなければならない。

しかも平沼氏は単に「帰化人」という大枠でしか蓮舫氏の事を捉えていないようだ。

Wikipediaにはこう書いてある。

------------------------------------
1985年に改正された日本の国籍法が「父母両統主義」であるため、国際結婚によって国籍の異なる両親から日本国内で出生した蓮舫は、同年の法改正以降台湾(中華民国)籍および日本国籍の両籍を保有することとなった。法改正以前を含め、中等部・高等部在学中においては、父方の姓を用いて「謝蓮舫」を名乗り、高校在籍中および青山学院大学進学初期に、「謝蓮舫」名義で芸能活動を行っていた。

その後、改正国籍法が定める、本人の意思で国籍を選択し多重国籍状態を満22歳までに解消する義務規定により、青山学院大学進学に際して18歳時に自身の生活基盤である日本国籍を選択、同時に母方の姓を用いて「斉藤蓮舫」に改めている。その後は、対外的に改姓による混乱を避ける目的で、もっぱら名のみの「蓮舫」で芸能活動を展開した。本人は、改正戸籍法に基づく国籍選択と表現せず、「帰化」したと表現している。
------------------------------------

Wikipediaが正しければ蓮舫氏は台湾人と日本人のハーフで、少なくとも18歳のときに日本国籍を選択してからは日本人であり、国会議員になるために日本国籍を取得したものでもない。

それを「もともと日本人じゃない」などと言ってしまえば、差別主義者と思われても仕方ないのではないかと思います。

平沼氏がもしも帰化自体に反対ならばそう主張すべきですが、そんな純血主義を唱えていては平沼氏の周りには質の悪い国粋主義者しか残りません。

平沼氏と蓮舫氏は政策や理念が違うでしょうし、平沼氏からしてみれば蓮舫氏がクローズアップされた芝居じみた事業仕分けで自身の考えと違う決定が下された事を腹立たしく思っているでしょう。ですがそれを帰化と結びつけて批判するなどということは決してすべきではなかったと思います。

平沼氏は政界再編を主導するのではなく別のリーダーを立て、自身は裏方に徹すべきだと思います。

厳しい事を言うようですが、私はこの方を結党詐欺だと思っています。

今まで何度ももう結党するのではないかと世間に思わせてずるずるとここまで来てしまいました。

平沼氏が政党を作るだろうと、自分から動くことを控えていた議員もあるのではないでしょうか。

参議院選挙までに結党する意志を固めたようですが、この発言は別の方を中心に保守系議員が集結したほうが良いということを示しているのではないでしょうか。

こういう事を書けば「似非保守」などとコメントする方が出てくるのでしょうが、相手に付け入る隙を与えてしまう方をトップに据えることは決して保守派のためにならないと思い、あえて書きました。

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2009年7月15日 (水)

イスラムVS中国

漢人によるウィグル人虐殺に関してイスラム圏が抗議し始めた。

ウィグル人はイスラム教徒なので、同胞を虐殺する中国人は許さないというわけである。

NIKKEI NETより
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090715AT2M1401N14072009.html
引用開始-----------------------
イスラム圏で民衆抗議 新疆暴動、ウイグル族に死者多数

 【カイロ=安部健太郎、モスクワ=金子夏樹】多数の死者が出た中国新疆ウイグル自治区での暴動を巡り、トルコやインドネシア、中央アジアなどのイスラム教徒の多い国で民衆による中国への抗議活動が広がっている。トルコでは12日にイスタンブールで起きた1万人規模のデモなど先週来で10都市以上に拡大した。一方、多くのイスラム諸国にとって中国は重要な貿易相手。各国政府は経済関係に配慮せざるを得ず、国内世論と対中関係の板挟みの中で難しい対応を迫られそうだ。

 14日は中央アジア・アゼルバイジャンの首都バクーの中国大使館前でデモ隊と警察が衝突し、5人が逮捕された。

 最大の商業都市イスタンブールなどで先週以降、大規模デモや座り込みが起きたトルコ。トルコ人とウイグル族はともに中央アジアにルーツを持つとされ民族・言語的に近く、大半がイスラム教徒という点でも共通。トルコには過去に亡命などで移住してきたウイグル族が数万人いるなど結びつきが強いことが民衆の反発の背景にある。
引用終了-----------------------

今や軍事面でも経済面でも大国となった中国に対しては多少のことではどの国も抗議しなくなってしまった。
抗議したとしても、形だけであったり、中国の反論を受けて矛を収めるという場合がほとんど。

そんな中、イスラムという宗教での繋がりから大きな抗議活動が起こりつつある。

宗教による結束は、経済的つながり、軍事的優劣などという分析を飛び越えて力を発揮する。

この動きを甘く見ていると中国は大きな痛手を負う事になるだろう。

逆に言えば、民族根絶政策ともいえる中国の横暴を止め得るのは、もはや宗教を背景とした行動しかないのかもしれない。

抗議行動の先頭を走っているのはトルコだが、何故トルコがこのような動くをしているのかもう少し詳しい記事を。

世界日報より
http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/090712-2.html
引用開始-----------------------
同胞虐殺」に怒り トルコ「新疆ウイグル暴動」で
イスラム世界で反中拡大

 【エルサレム11日時事】中国新疆ウイグル自治区の暴動で多数の死者が出た事態を受け、ウイグル族と歴史的に関係が深いトルコで「中国当局が同胞に対する虐殺行為を働いた」と怒りが広がっている。ウイグル族の多くはイスラム教徒で、混乱が続けば、イスラム世界全体で反中感情が高まる恐れもある。
 エルドアン首相は10日、「中国での事件は大虐殺だ」と強く非難。閣僚からは中国製品をボイコットすべきだとの声も出ており、これまでに国会議員100人以上が中国との友好議連から脱退した。反発は住民レベルでも広がり、イスラム教の金曜礼拝が行われた同日、各地のモスク(イスラム礼拝所)で群衆が抗議行動を展開した。

 トルコが敏感に反応する背景には、民族や言語上のつながりのほか、中国当局の対ウイグル族政策に不満を抱くウイグル系住民が政界などへの働き掛けを強めているという事情もありそうだ。

 自治区では10日の金曜礼拝が中止されるといった、信心深いイスラム教徒にとっては受け入れがたい事態も起きている。混乱が続けば、トルコのような強い反発が他のイスラム諸国に飛び火する可能性も否定できない。

<漢族対少数民族の歴史的衝突
 中嶋嶺雄国際教養大学長(国際社会学)の話>

 ある意味チベット騒乱以上の深刻さをはらんでいる。中国当局はテロと位置付けているが、東トルキスタンとの歴史的な衝突だ。遊牧民族の土地に農耕民である漢族が侵食して囲い込んだ。しかし新疆にはもともと国境はない。漢族対トルコ系ムスリムの非常に根深い背景があり、そういう歴史的な背景を考えないといけない。その上、最近西部開発の下、漢族の移動が進み、暴動はいつ起こってもおかしくなかった。胡錦濤国家主席は建国60周年を控えメンツを失った。「自治区」といっても本当の自治を与えていない。少数民族側の人権や民主化の要望に応えなければいけない。民族アイデンティティーはそう簡単に同化できない。
引用終了-----------------------

中嶋氏の解説を見れば、なるほどトルコの民が抗議行動に出る理由がよくわかる。

温厚な仏教徒と、聖戦を厭わないイスラム教徒との大きな違いがある。

できれば、イスラム圏の猛烈な抗議により、中国が窮地に陥いり、東トルキスタン、チベット、内モンゴルの独立に向かえばと願う。
そこまでいかなくとも、せめて、中国に民族根絶政策を改めさせるまでには至って欲しい。

ただ、若干の懸念がある。

アルカイダによる報復宣言である。

イスラムが強い抗議活動に出るのは良いが、テロ組織として知られているアルカイダが報復行動に出る事によって、イスラム圏外でこの抗議運動についての報道が歪められてしまう恐れがある。

朝鮮日報より
http://www.chosunonline.com/news/20090715000024
引用開始-----------------------
ウイグル暴動:アル・カーイダ、中国に報復宣言

 中国の新疆ウイグル自治区で起きた暴動で少なくとも184人が死亡した事態を受け、イスラム圏で反中ムードが高まっている。大半がイスラム教を信仰するウイグル族が中国政府から受けた苦痛に対し、イスラム国家の国民が同情を感じているためだ。テロリストのウサマ・ビンラディン容疑者が率いる国際テロ組織アル・カーイダも中国に対する報復攻撃を宣言した。

 ロンドンに本部を置く危機管理情報会社「スターリング・アシント」は最近、顧客企業に対し、北アフリカのアルジェリアにあるアル・カーイダの分派「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ組織(AQIM)」が北アフリカで働く中国人に対する報復攻撃を指示したとの報告書を配布した。

 14日付香港紙サウスチャイナ・モーニングポストによると、同報告書はAQIMによる指示文を直接見た人物から得た情報を基に作成されたものだという。AQIMは6月17日にも中国人建設労働者を警護していたアルジェリアの警察部隊を襲撃し、24人を殺害している。

 アル・カーイダが中国人や中国企業を直接的なテロ目標とする命令を下したのは今回が初めてだ。同報告書はほかのアル・カーイダ組織もAQIMに追随する可能性があると分析した。同報告書は「中国国内のイスラム教徒が直面した状況に対し、国際的な聖戦団体が憤怒している。イエメンにあるアル・カーイダ組織が親中的なサレ政権を打倒するため、中国企業の現場を攻撃する可能性もある」と指摘した。

 同香港紙によれば、国際テロ問題専門家は「最近のイスラム圏の雰囲気からみて、アル・カーイダの攻撃命令は驚くに値しない」と指摘した。

 一方、今月5日の暴動発生以降、中国の在外公館に対する抗議が相次いでいる。トルコ、カザフスタン、キルギスタン、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、米国に続き、13日にはインドネシアのジャカルタでも抗議行動があった。各地では数十人から数百人のイスラム教徒が中国によるウイグル族弾圧を批判し、ジハード(聖戦)を誓う内容の集会が開かれた。

 中国も座視してはいない。特にトルコのエルドガン首相が今月10日、ウルムチでの暴動を「大量虐殺」だと表現したことに強く反発している。中国外務省の秦剛報道局副局長は14日の定例会見で、死者の大半が漢族である点に言及し、「いったいどの国でこういう出来事を虐殺と呼ぶのか」と反論した。中国の英字紙チャイナ・デーリーも14日、「事実をねじ曲げるな」という社説を掲載し、「死者のうち137人は漢族だったという事実は、事態の本質を証明して余りある」と指摘。その上で、エルドガン首相に対し、「内政干渉にほかならない発言を撤回せよ」と要求した。

香港=李恒洙(イ・ハンス)特派員
引用終了-----------------------

人道的な抗議活動と見られるか、中国人に対する悪質なテロ活動と見られるかによって、各国国民の受け止めも変わってくるだろう。

それによって各国政府の対応も変わってくる。

今回の騒動では、できればアルカイダは静かにしていてもらいたい。

アルカイダの動きに対して、ウィグル人はどのように思っているのか。

YOMIURI ONLINEより
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090715-OYT1T00340.htm
引用開始-----------------------
ウイグル議長、アル・カーイダ計画に抗議

 【ワシントン=本間圭一】亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」議長で米国在住のラビア・カーディルさんは14日、国際テロ組織アル・カーイダが、中国・新疆ウイグル自治区の暴動でイスラム教徒に死傷者が出た「報復」として中国を標的にすると報じられたことについて、テロ行為を批判する声明を発表した。

 声明は、「暴力は問題の解決に寄与しない」とした上で、「テロリストはテロの口実としてウイグル人の悲劇を利用すべきでない」と強調した。

(2009年7月15日10時39分  読売新聞)
引用終了-----------------------

そのとおりです。テロの口実にウィグル人を利用してほしくない。

朝鮮日報の記事の中で重要なのは、中国の英字紙チャイナ・デーリー社説のこの表現ではないかと思う。

「死者のうち137人は漢族だったという事実は、事態の本質を証明して余りある」

ウィグル人、漢人双方の死者の数は、中国政府の発表が信用できないので、無視するとして、漢人の死者もいるから云々という表現は中国の本音が出ていると思う。おそらく彼らは漢人以外は中国人ではなく、奴隷だとでも思っているのでしょう。

漢人と中国政府はそもそも漢人以外と仲良く暮らしていこうなどと思っていないのでしょう。

ならば、東トルキスタン、チベットなどの自治区や自治省の自治を認めて、別々に暮らすべきである。

それができず、あくまで野心をむき出しに行動するのならば、この際、イスラム圏の猛抗議とそれに呼応する勢力により中国は徹底的に攻撃されるべきである。いっそ中国共産党政権が崩壊すればいい。

日本のマスコミに良心が残っているのならば、アルカイダの活動を殊更に強調するのではなく、イスラム圏の抗議の模様を正確に報道すべきである。

それすらできないのならば、日本のマスコミは人権について語る資格がない。

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2009年7月 6日 (月)

中国によるウイグル人虐殺(今起こっている悲劇)

中国の新疆ウイグル自治区で騒動が起こっている。
一言で言えば「中国政府によるウィグル人虐殺」。

まずは47NEWより
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009070601000177.html
引用開始----------------------------------
中国、暴動で住民ら多数死亡  新疆ウイグル自治区

 【北京6日共同】中国新疆ウイグル自治区当局者は6日、区都ウルムチで5日に発生した暴動で、多数の住民と武装警察部隊員1人が死亡したことを明らかにした。新華社が伝えた。具体的な人数は不明だが、負傷者は少なくとも37人出ており、多くの車両や商店が壊され、焼かれるなどの被害が出たという。

 暴動が起きたのは5日午後8時(日本時間同9時)ごろ。中心部の広場や商店街、主要道路など市内各地で、少数民族のウイグル族が多数デモに参加、暴動に発展したもよう。死亡した住民の多くは漢民族とみられるが、ウイグル族が警察の取り締まりで死亡したとの情報もある。

 香港メディアなどによると、警察側は電気ショックを与える警棒や威嚇射撃で暴動を押さえ込んだとされるが、暴動再発を防ぐため、6日未明から市内各地で交通管制を敷き、警戒を強めているという。

 中国では6月下旬、広東省韶関市の玩具工場で、同自治区から出稼ぎに来ていたウイグル族の労働者が漢民族に襲われ2人が死亡、漢民族を含む118人が負傷する事件が起きており、当局者は「テロ勢力や独立派が事件を利用し、破壊行為を呼び掛けた」と指摘した。

2009/07/06 13:40   【共同通信】
引用終了----------------------------------

新華社からの情報を中心にまとめればどこの紙面もこんな感じになるのだろう。

そこで、産経の阿比留記者が、世界ウイグル会議日本代表から聞いた話として、自身のブログに書いている内容を引用します。

「国を憂い、われとわが身を甘やかすの記」より
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1118255/
引用開始----------------------------------
現場写真・ウイグルで起きた中国当局との衝突事件について (2009/07/06 09:06)

(略)

 実は昨夜11時すぎ、私のところにも世界ウイグル会議日本代表、イリハム・マハムティ氏(参照、08年6月6日のエントリhttp://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/599817/)からこの件について電話があったのです。イリハム氏は携帯電話で撮られたという現場写真もメールで送ってくれました。(写真略)

 イリハム氏によると、現地ではすでに中国当局による無差別発砲なども始まり、死者は100人を超えているという情報もあるそうです。イリハム氏の見立てでは、この事件のきっかけは、6月に広東省の玩具工場で起きた漢族とウイグル人従業員の乱闘事件にあると言います。この事件は、漢族による民族差別が背景にあるとされ、中国当局の発表では2人死亡となっていますが、イリハム氏に入った情報では、18人(うち女性2人)のウイグル人が死亡しているとのことです。

 この事件を隠蔽し、工場で働いていた約800人のウイグル人従業員の携帯電話も回収して何があったか外部に分からないようにしている中国当局への不満、反発が今回の衝突事件につながったといいます。何でも、ウイグル人従業員たちが今、どこで何をしているかも分からないとか。また、玩具工場での事件以降、中国のインターネットサイトでは、「ウイグル人を殺せ」「ウイグル人を殺した中国人は英雄だ」などの書き込みが多くみられたそうです。

 中国は、今年は建国60周年を迎える節目の年であることや、胡錦濤政権の基盤が必ずしも盤石ではないことから、例年以上にこうした民族問題に過敏になっていると言います。おそらく外部の目からは徹底的に隠し、現地には強い弾圧で臨むのでしょう。

しかしまあ、異民族を呑み込んでの人口13億なんて、そもそも国家・集団の適正規模を超えていて、維持すること自体が難しいというのが実態ではないかと思います。中国はチベットもウイグルも手放す気なんか毫もないのでしょうが、無理に無理を重ねた先に果たして何があるというのか…。
引用終了----------------------------------

先日、玩具工場で起きた漢族とウイグル人従業員の乱闘事件についてもそうですし、今回の騒動についてもそうです。中国政府の都合によって事実が隠ぺいされ、さもウイグル人に全面的に非があるかのような報道がなされています。

しかし真実は違っているようです。

日本ウィグル協会のHPにこの騒動について情報が載っていました。
http://uyghur-j.org/urumqi_090705.html
引用開始----------------------------------
世界ウイグル会議「東トルキスタンで発生した虐殺事件に関する声明」

中国共産党政府がウイグル人に対して行ってきた民族的差別や抑圧、そして同化政策などの結果、ウイグル地区から沿岸部の広東省のおもちゃ工場に強制移送されてきたウイグル人たちは同工場の漢民族従業員たちにより虐殺される事件が発生した。この事件で60名近くのウイグル人が殺され、100名を超えるウイグル人が重傷などを負った。

そして今日7月5日、広東省で発生した悲惨な虐殺事件、そして長く続いてきたウイグル人に対する民族的虐殺に抗議するため、ウイグル民族がウルムチの中心地4か所に集まり計1万人が参加し、平和的なデモで自らの不満を表した。しかしこのデモは多数の警察、軍や車両の出動で武力的鎮圧を受けた。

世界ウイグル会議が直接現地から入手した情報によると、この武力鎮圧で死亡した人は100人を超え、多数が負傷した。この中で幼い子供や女性もいた。

酷いのは、ウルムチの人民広場、南門、ラビヤ・カーディルデパートの前、延安路、陶器工場前などのいずれのデモ場所も一律悲惨な虐殺を受けた。軍の車両下で踏み殺された。軍・警察の銃で殺された。暴力で殺された・・・・・

我々の把握した情報では、すでに逮捕された人は1500人を超える。全ウイグル地区ですでに軍事態勢が敷かれている。一方、ウイグルのアクス県でも7月5日の夜からデモが始まっていることが分かった。カシュガルで起こっているデモについてはまだはっきりとした情報を入手していない。

世界ウイグル会議としては、全世界の民主主義国家や国民、人権団体などがこの事件に緊急な対応を取り、ウイグルで中国軍や警察などに虐殺されているウイグル民族を助けるよう促す。国連やNATOなどが関与し、検察団を派遣し、平和秩序を守り、冷静に対応し、今でも虐殺が続いているウイグル民族を一刻も早く鎮圧軍から守るよう呼び掛ける。

2009年7月6日

※翻訳 イリハム・マハムティ
引用終了----------------------------------

現在中国とされている地域はこれまでいろいろな戦争・内戦を繰り返してきた。

広大な地域に、さまざまな民族が生活しているので、民族間で戦争が起こったのは必然と言える。

広大な地域、多くの民族を抱えながら一つの国としてしている事自体が無理があるのではないかと思います。

今現在起こっているのは漢民族による他民族の虐殺・同化。

婚姻統制、一人っ子政策などを進めながら、こういう騒動に付け入って他民族を虐殺する。

他民族は民族の絶滅を危惧していることだと思います。

純粋に内政問題ならば、他国が口出しすべきではないですが、内政問題で片付けて良いものでもないように思います。

このような漢民族による他民族の排斥、虐待に対抗する手立てはないものなのだろうか。

阿比留記者の結論
---------------------------------
しかしまあ、異民族を呑み込んでの人口13億なんて、そもそも国家・集団の適正規模を超えていて、維持すること自体が難しいというのが実態ではないかと思います。中国はチベットもウイグルも手放す気なんか毫もないのでしょうが、無理に無理を重ねた先に果たして何があるというのか…。
---------------------------------
というのに同意します。
そしてこのような無茶をしなければ漢民族が中国全土を支配しきれないのでしょうが、決して許してはいけない事だと思います。

できるならば、中国が連邦国となり、各自治区が共和国になればいいのだが、(共和国ではなく中国から独立できればもっといいのでしょうが、)そのためには共産党が崩壊しなければならないのだろうか。

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2009年6月29日 (月)

児童ポルノ禁止法案改正は必要なのか

先週末から、衆院法務委員会で児童ポルノ禁止法改正案の審議がされています。

児童ポルノについては、子供達を性的被害や好奇の目から守るために、現行法が不十分であるならば、改正すべきだと思う。

しかし、どうも改正案賛成派の主張にはおかしな主張があるようで納得できないし、そもそも現行の法案が本当に不十分なのかどうかも分からなくなってきた。

どうも、改正の狙いが子供達を守ることからずれてしまっているように思えてならない。

マスコミは、委員会で改正を必死に訴えかけるアグネス・チャン氏の姿だけをクローズアップし、議論の内容をほとんど伝えず、イメージだけで改正案の成立に加担しているように思える。

マスコミの記事を引用しても意味がないと思いますので、今日は26日に行われた委員会の発言の要旨をまとめたまとめサイトから引用します。改正案に否定的な見方からのまとめなのでそのあたりは多少考慮する必要はあるでしょうが、この改正案推進派の出鱈目さは十分に理解いただけるかと思います。

発言内容については、後日衆議院の議事録で確認して置きたいと思いますが、大きな誤りがあるようでしたら、動画等で確認修正しますので、ご指摘ください。

注目すべき登場人物は3名
【自民党 葉梨康弘 議員】・・・改正法案提出側の代表
【民主党 枝野幸男 議員】・・・対案提出側の代表
【アグネス・チャン】・・・参考人(規制強化を望む)

児童ポルノ禁止法案では現在、児童ポルノの単純所持(持っているだけ)では罪に問われない。
自公やアグネス氏は、単純所持も厳しく規制すべき、民主は単純所持を規制しすぎるのはいけないという主張である。

では「児童ポルノ関連ソースと統計データ:2ちゃんねるまとめ」より
http://source-stat.blog.so-net.ne.jp/2009-06-26-1
引用開始-------------------------------------------
【衆院法務委員会】児ポ法改正審議(2009年6月26日) まとめ

【 自由民主党 葉梨康弘 議員 発言要旨 】
・メール、郵便、FAX、いかなる手段で児童ポルノを所持していても逮捕する
・電子メールに児童ポルノが添付されているかどうかは、ファイルを開く前に分かるはず
・電子メールがきたら児童ポルノだと思えばいい
・映画、出版物、大女優だろうと関係ない、今までの映画も本も写真も18歳以下のヌードなら全部捨てるように
・宮沢りえのサンタフェでも、法改正後は捨てないと逮捕する
・宮沢りえのサンタフェは見たことがないが、規制する
・過去作品のどれが児童ポルノかどうかは政府が調査して教えてくれるはず
・顔が幼くて制服を着ていれば児童ポルノだと判断される
・ジャニーズでも乳首が写っていたら児童ポルノだ
・児童ポルノかどうかは見た目でわかる。芸術性など考慮しない
・ハードディスクに入っている画像を何回開いたかで故意性を審査する
・写真や雑誌は、使い古されていたり手垢がたくさん付いていれば故意をみなす
・冤罪など起こらない。単純所持規制国での冤罪の事例も知らない(*注1 参照)
・自白は証拠の王様だ
・捜査官は善良なので、自白を強いて冤罪を生じさせるようなことはない
・冤罪の懸念なら、鞄に拳銃を入れられることだってある
・マンガやアニメやゲームは悪影響の研究をして三年後に規制する予定
・民主案は相続物に児童ポルノがあっても逮捕できないので困る

【 公明党 丸谷佳織 議員 発言要旨 】
・児童ポルノがひどすぎて涙が出ます
・民主案では無償で1回に100枚の画像を入手しても合法になるので困る
・もし1回に100枚の画像入手が故意でないとしても、冤罪の問題はここでは関係ない
・民主案では「児童ポルノ」の名称を変更しているのはけしからん

【 民主党 枝野幸男 議員 発言要旨 】
・自公案の児童ポルノの定義「衣服を一部または全部つけていない姿」はあいまい
・自公案の「性的な目的で所持」は内心の問題であり、自白に頼った冤罪が発生する
・冤罪防止には取り調べの可視化が必須だが、与党はそれに関する審議を拒否している
・足利事件でも、虚偽であるにもかかわらず合理的な内容の自白がとられている
・冤罪は実際に起きている。ならば、それを防止するのは立法の義務
・拳銃や麻薬のような物体と違い、児童ポルノのような情報は入手が容易すぎる
・自公案では冤罪防止の措置が全くとられていない
・民主案でも、芸術的な価値のある作品が児童ポルノに該当することはありうる

【 社会民主党 保坂展人 議員 発言要旨 】
・宮沢りえのサンタフェが、児童を性虐待した結果の児童ポルノだとは思えない
・自公案の「性的な目的で所持」は、誰がそれを判断するのか
・三号児童ポルノ(衣服を一部または全部つけていない姿)かどうかを判断するのは困難
・自公案が成立すれば、ワイセツなものだけでなく芸術に相当する作品も破棄されてしまう
・芸術的な価値のある作品は児童ポルノにすべきではない
・マンガやアニメ等の創作物は児童ポルノから除外すべき

--------------------------------------

【 前田雅英 首都大学東京教授 (参考人) 発言要旨 】
・民主案では性器露出していない水着写真で逮捕できないので困る
・性器にこだわるより、性器を露出していないものも幅広く規制すべき
・アニメやゲームが性犯罪の抑止になっているなどメチャクチャな議論(*注2 参照)
・規制強化は世界の趨勢。日本も合わせなくてはならない

【 一場順子 弁護士 (参考人) 発言要旨 】
・現行法の三号児童ポルノ(衣服を一部または全部つけていない姿)は定義があいまいなので児童救済につながらない
・自公案では、捜査時の児童の精神的配慮やケア等、児童の直接救済が一切入っていない
・アニメやゲームの規制は、本来の児童保護とは全く別の話。他の法的手段で対応すべき

【 アグネス・チャン 日本ユニセフ協会大使 (参考人) 発言要旨 】
・東南アジアでの児童売買は日本人が撮影し販売している(*注3 参照)
・国民の9割がアンケートで「単純所持賛成」と答えている(*注4 参照)
・児童ポルノ法施行前(1999年)以前は、コンビニで児童ポルノが買えた(*注5 参照)
・児童ポルノの被害者は100万人いる(*注6 参照)
・外国は単純所持を禁止してない日本を責めている
・自分の後ろには児童ポルノの被害者がいる(「見えるでしょう?」と手で指し示す)
・宮沢りえの「サンタフェ」は児童ポルノだ
・18歳以下の水着グラビアなど必要ない。買っても見ても持ってもダメ
・自分はネットの反対派に脅迫されている

【 田島泰彦 上智大学教授 (参考人) 発言要旨 】
・あいまいな現行法の児童ポルノの定義を厳格化した民主案の方が望ましい
・諸外国では単純所持を禁止しているが、文学・科学・芸術的価値のあるものを除外する等限定的で、表現の自由にも配慮している
・アニメやゲームの創造物規制は表現の自由に反する

【 法務省刑事局長 答弁要旨 】
・海外の単純所持禁止国での犯罪率等のデータはもっていない。知らない

以上、
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=39900&media_type=wb
の動画と

http://source-stat.blog.so-net.ne.jp/2009-06-26 から要約

(*注1)
> 冤罪など起こらない。単純所持規制国での冤罪の事例も知らない
海外で実際に冤罪は起こっている(以下の実例参照)

【 無実の少年に禁固90年!!! 】
http://source-stat.blog.so-net.ne.jp/2008-09-27-24 

【インタビュー】PCの誤設定で人生を棒に振った不運な男の話
http://source-stat.blog.so-net.ne.jp/2008-09-27-9 
http://source-stat.blog.so-net.ne.jp/2008-09-27-7

(*注2)
> アニメやゲームが性犯罪の抑止になっているなどメチャクチャな議論
むしろ「アニメやゲームが性犯罪を助長、誘発している」と最初に主張したのは規制派の方であり、「性犯罪の抑止」云々は、それに対するカウンターとして、反対派が可能性を指摘したもの

なお、「アニメやゲームが性犯罪を助長、誘発」については
統計データを見ると何の根拠もないことがわかる

【 日本は児童ポルノの消費大国??? 】
http://source-stat.blog.so-net.ne.jp/2008-10-14-2 

【 日本が「児童ポルノ大国」??? 】
【 日本は単純所持規制されてないから性犯罪が多い??? 】

http://source-stat.blog.so-net.ne.jp/2008-10-14-1

【 児童ポルノのせいで青少年が性犯罪にはしっている??? 】
http://source-stat.blog.so-net.ne.jp/2008-10-20-2

(*注3)
> 東南アジアでの児童売買は日本人が撮影し販売している
これは明らかな嘘である。
以下の資料を見れば、2007年における東南アジアでの児童買春の逮捕者のほとんどがアメリカ人、ドイツ人、オーストラリア人であり、日本人はほとんどいないことがわかる

http://childwise.net/uploads/Child%20Sex%20Tourism%20Review.pdf 

児童ポルノ法施行前(1999年)以前は東南アジアでの日本人児童買春ツアーが国際的な問題になったことはあったが、実は、当時も最も多い買春者は欧米人であった

(*注4)
> 国民の9割がアンケートで「単純所持賛成」と答えている
この調査には、回答の4割が無回答、高齢層や主婦に偏った回答者(20代がほとんど答えていない)、過去に調査結果の捏造が発覚した調査会社による調査、対面式聞き取り式の調査である(性的な事柄については、無記名の書面アンケートでなければ正確な意見は採取できないとされている)、あるいは調査員による誘導尋問の噂等、さまざまなことが指摘されている(詳しくは以下を参照)

http://source-stat.blog.so-net.ne.jp/2008-09-27-4

(*注5)
> 児童ポルノ法施行前(1999年)以前は、コンビニで児童ポルノが買えた
児童が性行為をしているような実写物がコンビの店頭に並んだことはない。もし女子高生等のヌードやグラビアのことを指しているのならば、一般に想像される「児童を性虐待した記録物」としての児童ポルノのイメージとはかけ離れた露骨な印象操作

(*注6)
> 児童ポルノの被害者は100万人いる
根拠が全く不明

ちなみに、日本の児童ポルノ被害者は例年約300~400人(2008年は351人)
詳しくは以下を参照

【 統計を悪用した印象操作のやり方 - 児童ポルノ編(その2) 】
http://source-stat.blog.so-net.ne.jp/2009-02-23 

引用終了-------------------------------------------

皆さんの発言を総合すればこの自公の改正案が飛んでもないことがよくわかるかと思います。
自公の改正案が通ればどのようになるか。(どのような人が犯罪者とされるか)

1 電子メールに児童ポルノが添付されていてその画像を抹消しなかった人はアウト
2 宮沢りえのサンタフェはアウト
3 18歳以上であっても童顔で制服を着てればアウト
4 ジャニーズジュニアなどが上半身裸で映っていればアウト

萌え系は全部アウトでしょう。
制服系は明らかに無理があるおばちゃんでなければアウトでしょう。

つまり、若い子の画像は恐らくほとんどだめでしょう。
(18歳以上であることが証明できないので)

改正されても実際には、一般人がどんどん、逮捕されるという事はないでしょうが、おそらく多くの男性が児童ポルノ禁止法案でいつでも逮捕可能という状況が出来上がってしまうのではないでしょうか。

さらに、前田教授は
---------------------------
・民主案では性器露出していない水着写真で逮捕できないので困る
・性器にこだわるより、性器を露出していないものも幅広く規制すべき
・アニメやゲームが性犯罪の抑止になっているなどメチャクチャな議論
---------------------------
などと発言していますから、この教授などは
1 18歳未満なら水着写真もアウト
2 エロゲームやエロアニメもアウト
といいたいのでしょう。

ここまで来ればもはや「児童ポルノ禁止」ではない。

水着写真が禁止されれば、下着写真も当然だめだろうし、さらには下着が透けてる写真もだめになって行くでしょう。

最初の段階ではそこまでいかないが3年後にはこっそりアニメや漫画など二次元画像まで規制が広げられる可能性がある。

そもそも、アニメや漫画などの登場人物を「児童」として扱うのはどうなのか。

アグネス・チャン氏が言うように単純所持を厳しく規制しなければ、児童ポルノの被害者が減らないというのならば規制すべきでしょう。しかしまとめサイトの主が注記で挙げているリンクを見ていただくとわかりますが、アグネス・チャン氏の主張はまったく事実に反している。

最初に書いたように、子供達を性的被害や好奇の目から守るために、現行法が不十分であるならば、改正すべきだと思う。

しかし、現在の児童ポルノ禁止法で十分なのに、何故規制を強くしなくてはいけないのか。

規制を強くすることによって本来は児童ポルノなどでは無いものまでどんどん規制されていくのは問題ではなかろうか。

先に挙げたサンタフェは存在が消されるべき写真集なのか。(篠山紀信・宮沢りえはそれを望んでいる?)
アイドルは不要か。
手塚治虫の「ふしぎなメルモ」は児童ポルノなのか。
磯野家にわかめはいなくなるのか?あるいはロングスカートに修正されるのか。

法務省刑事局長はこう述べている「海外の単純所持禁止国での犯罪率等のデータはもっていない。知らない」

そんなデータすら提示されない状態で、法律を論議している。

日本は児童ポルノ大国だと偽って規制強化推進派は何をしようとしているのか。
規制強化推進派が本当に規制したいのは何なのか。

まずはそれを知ることから始めなければならない。

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2009年6月 3日 (水)

女体盛りを利用した日本人蔑視

菊地凜子氏が主演する「マップ・オブ・ザ・サウンズ・オブ・トーキョー」という映画がカンヌ映画祭に出品されている。この映画には大きな問題があるようだ。

この映画のカンヌでの上映会について、おそらく多くの日本人に共感されるであろう辛口のコメントを外国に住む日本人女性が書いている。

izaより
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/gaishin/261645/
引用開始----------------------------------
カンヌに登場した“蔑視”映画
2009/06/03 10:03更新

 「こんなことまでしなければならないのかね」。映画の中で日本企業のトップが顔をしかめていたのが、せめてもの救いだった。

 第62回カンヌ国際映画祭の最高賞、パルムドールを争うコンペティション部門に、国際女優として売り出し中の菊地凛子さんが主演したスペイン映画「マップ・オブ・ザ・サウンズ・オブ・トウキョウ」(イザベル・コイシェ監督)が出品され、前評判では菊地さんが女優賞の候補に挙げられていた。

 その期待の作品の冒頭に登場したのが日本企業が外国人を接待するシーンだ。ヌードの金髪女性の体の上に、すしがずらりと並ぶ“女体盛り”とかいうシロモノ。コイシェ監督は記者会見で「ロサンゼルスで見たことがある」と言っていたが、こんなこと、東京であるのだろうか。

 真夜中に泥酔した男性タレントが裸になって逮捕される日本である。もっともだいぶ前に「ノーパンしゃぶしゃぶ」という破廉恥極まりない接待を、大蔵省(当時)の高級官僚が喜々として受けていたから、あるいは“女体盛り”もあるのかもしれない。

 孤独で言葉数が少ない日本女性が、殺しの標的であるスペイン人とラブホテルやラーメン屋などでデートするシーンを通して、「トウキョウ」の雑多な文化、文明を描くという高尚な意図が、監督にはあったのかもしれない。

 しかし日本女性としては「国辱」しか感じなかった。電車内を擬したラブホテルの部屋が、文豪ビクトル・ユゴーの家があるパリの「プラス・ド・ボージュ」と名づけられているのは、日本人のパリへの憧憬(どうけい)を象徴したつもりだろうか。

 最も納得しがたかったのは、殺し屋を生業とするほどの日本女性が殺しの標的のスペイン人になぜ、一目惚(ぼ)れしてしまうのか、という不自然さだ。相手がワイン店の店主というだけで「すてき」と思うほど、日本女性は外国人、特に白人男性に弱いと皮肉っているのだろうか。白人といってもこのスペイン人の男は髪も黒く、メタボ体形の普通のおじさんだ。それだけに余計に日本女性に対する蔑視(べつし)に思えてくる。

 専門家によると、脚本も担当するコイシェ監督は女性の心理描写に優れた知的な作品で知られるとか。彼女にとって「トウキョウ」はあらゆる意味で巨大すぎて手に余ったのだろうか。

 「映画なのだから目くじら立てることもない」という意見もあるかもしれないが、外国に住む日本人として「外国人が見た日本」は気にかかる。しかもポルノ映画でもB級の娯楽作品でもなく、れっきとした国際映画祭への出品作である。

 監督や主演者らが正装で鑑賞する公式上演会では、スタンディング・オベーションが何度もあったと聞くが、これはあくまで儀礼、儀式。私が出席した記者向けの試写会では一部外国人記者からブーイングが起こった。外国人にも不満足だった人がいたことも、せめてもの救いといえようか。(山口昌子)
引用終了----------------------------------

この記事を読んで、腸が煮えくり返る思いがした。

「女体盛り」なんてものは日本の文化でも何でもない。

一般的な日本人は「女体盛り」なんて下衆な物を好まないどころか、不快に思うでしょう。

残念ながら「女体盛り」というものが日本にあるのは事実のようですが、温泉街などで羽目を外した一部のバカ親父どもをあてこんだ愚かな商売でしかなく。少なくとも町中に平然とあるものではない。

この映画を紹介する際に、このシーンに触れている記事は多少あるが、ここまではっきりと批判してくれている記事は今のところ見かけない。

残念で仕方がない。

コイシェ監督はどのように考えてこのシーンを撮ったのか。
主演の菊地凜子氏はどのように思っているのか。

それが知りたくて少し検索してみると、こんなインタビュー記事を見つけた。

MovieWallkerより
http://news.walkerplus.com/2009/0602/10/
引用開始----------------------------------
菊地凛子、日本好きな監督と親密な関係に
2009年6月2日

『バベル』(06)の演技で第79回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、世界に知られる存在になった菊地凜子。その彼女が主演するスペイン映画『ザ・マップ・オブ・サウンド・オブ・トウキョウ』(日本公開未定)がカンヌ国際映画祭でこのたび公式上映された。

公式上映に先立って、菊地とイザベル・コイシェ監督の記者会見とインタビューが行われたのでその模様をお届けする。

――なぜ東京を舞台に選んだのですか?

イザベル・コイシェ「日本文化が好きなのです。日本の現代小説、食べ物も好き。ワサビを常備しています(笑)。ラーメンも美空ひばりも大好きです。とんかつだけは苦手ですけど。何回か日本に行ったことがありますが、三年前に東京国際映画祭に行きここを舞台に映画が作れると思いました。東京という街には様々なコントラストがあります。それが面白いと思ったのです」

――この作品に出ようと決めた理由は?

菊地凜子「監督の作品を3本ほど見ていて、女性の感情を丁寧に描く方だと思っていました。いつかご一緒できたら、とは思っていたので、脚本を読んで出ようと決めました。ヌードやセックスシーンもあり、殺し屋という背景を持つ複雑なキャラクターなので躊躇もありましたが、そういう“私にはできない、難しい”と思う役ほどやるべき時期だと考えていたところなのでお引き受けしたんです。タイミングが良かったんですね」

――冒頭のシーンで、依頼主となるビジネスマンが外国企業の接待のため寿司の女体盛りを用意し、依頼主は女体盛りに嫌悪を示します。どうも“欧米人のイメージする日本”という感じがぬぐえないのですがいかがでしょうか?

コイシェ「LAに行った時に女体盛りをみました。そしてアメリカ人はそれが日本の当たり前のものだと思っていることも知ったのです。彼らには日本人は“自分たちと違う”という先入観があり、それを正そうとは思わないのですね。というよりも、女体盛り、というもの自体が男性の視点だと思うのです。女性はセックスの対象であり人間として個人としては興味がない、という視点ですね」

菊地「確かに日本人から見るとそれはないだろうというシーンもあります。私もこれは変じゃないかと言ったところもありますが、では日本を描くのは日本人でなくてはいけないのでしょうか。映画は虚構の世界ですよね。その虚構に観客は自分のリアルを重ねて感動するもの。だから監督の見た日本を描けばいいと思います。その方が世界が広がると思うんです」

カンヌに入る前、バルセロナで監督の家に泊まって、本作の宣伝のためのインタビューを30件ほどこなしてきたという菊地凜子。「私の家に泊めるのはサラ・ポーリーと凜子だけ」といわれる親密な関係を監督との間に築いたようだ。【シネマアナリスト/まつかわゆま】
引用終了----------------------------------

この記事のタイトルにある「日本好きな監督」と言う表現は全く当てはまらないと思う。

監督は
-----------------------------------------
LAに行った時に女体盛りをみました。そしてアメリカ人はそれが日本の当たり前のものだと思っていることも知ったのです。彼らには日本人は“自分たちと違う”という先入観があり、それを正そうとは思わないのですね。というよりも、女体盛り、というもの自体が男性の視点だと思うのです。女性はセックスの対象であり人間として個人としては興味がない、という視点ですね
-----------------------------------------
と述べている。
監督が女体盛りを見たのは日本に於いてではなくLAに於いてである。
その店は日本人が経営しているのか?
恐らく○○系米国人という方々ではないのだろうか。

映画を見ていないので推測になるが、映画のタイトルが『ザ・マップ・オブ・サウンド・オブ・トウキョウ』となっていることから考えるとこの女体盛りを出す店というのは東京の店であるように描かれているのではあるまいか。

それならば大問題である。
LAで見た物をさも東京にもあるかのように表現するのは大問題である。

米国人は「日本人は自分たちと違う」と勝手に決め付け、日本人はこんな事をしているんだと、自分たちが女体盛りを楽しんでいる。

日本で女体盛りというのが町中になく、温泉街などにある特殊なものであるのは、下品で下衆な行為であるということが十分に理解されているからで、その下品で下衆な行為を町中に取り込み、この監督のように簡単に見ることができるということは、米国自体がこの下品で下衆な行為を好んでいるということであると思う。
そしてその下品で下衆な行為を「日本の変な文化」と位置づけ責任を日本人になすりつけている。
この映画を見た米国人はますます東京の日常の風景だと錯覚してしまうのではないだろうか。

日本人を蔑視し、女性を蔑視し、鮨や刺身という日本料理を軽々に扱いながら、自分達は存分に楽しんでいる。最低な米国人。

この監督はスペイン人だと思うが、何故その米国人の誤解を否定せずに映画にするのか。

この監督は日本についてなら、米国人が悪い方に誤解していても構わないと思っているのでしょう。

日本についての誤解を助長しながら、
何が「日本好きな監督」だ、
何が「日本文化が好きなのです」だ、
何が「日本の現代小説、食べ物も好き」だ、
何が「ワサビを常備しています」だ。

笑わせるな。

izaの記事の最初にある「こんなことまでしなければならないのかね」という登場人物の日本人ビジネスマンの言葉もおかしい。
これに関してはizaの記者も評価を間違っている。

日本人が外国人を接待するために女体盛りの店に連れていき「こんなことまでしなければならないのかね」とぼやく。

これでは欧米人の旧来の日本人に対するイメージ「エコノミックアニマル」そのままではないか。

--------------------------------------
「こんなことまでしなければならないのかね」。映画の中で日本企業のトップが顔をしかめていたのが、せめてもの救いだった。
--------------------------------------
このシーン自体がせめてもの救いなどではなく、日本人としての屈辱である。

菊地氏は言う
--------------------------------------
確かに日本人から見るとそれはないだろうというシーンもあります。私もこれは変じゃないかと言ったところもありますが、では日本を描くのは日本人でなくてはいけないのでしょうか。映画は虚構の世界ですよね。その虚構に観客は自分のリアルを重ねて感動するもの。だから監督の見た日本を描けばいいと思います。その方が世界が広がると思うんです
--------------------------------------

しかし、監督は自分の見たものを描いているのではなく、米国内での虚構の日本をさも日本であるかのように描いているのである。

日本人である菊地氏が、日本人に対する悪い誤解を放置したままこの映画に参加していることは、その悪い誤解を肯定したということのなってしまう。

日本人は、映画関係者も一般人も「女体盛りは日本の一般文化ではなく、このシーンは日本に対しての著しい誤解を与える」と、この冒頭のシーンの削除を断固求めていくべきだと思う。

ついでのようで申し訳ないのだが、日本食の問題は「女体盛り」だけではない。

海外では日本食ブームに乗っておおよそ日本食らしからぬものが、広まっている。

思い出していただきたい。

安倍内閣当時、松岡利勝農水相は、海外でのでたらめな日本食レストランに驚き、海外日本食認証制度を発案した。

正しい日本食を広める事に貢献できる良い発案だったと思う。

それを、日本のマスコミまでもが批判し、結局、政府の政策にはできなかった。

発案者の松岡農水相も自身の不祥事を苦にしたのだろうか、自殺という形で幕を引いてしまう。

私は海外日本食認証制度が実現しなかった事と、強い農政を行おうとした松岡農水相を失った事が実に残念でなりません。

もう一度、海外日本食認証制度の導入を検討すべきではなかろうか。

このizaの記事を見て、改めてそう思います。

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2009年5月28日 (木)

写真を使うことは佳子様への不敬です

秋篠宮家の佳子様のお写真がmixiで勝手に掲載されて問題となったようです。

MSN産経ニュースより
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/090528/imp0905280115000-n1.htm
引用開始------------------------
秋篠宮佳子さまプライベート写真 ネット流出で波紋 同級生男子が無断掲載
2009.5.28 01:13

 秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまのプライベート写真が、インターネットの会員制日記サイトに流出していたことが27日、分かった。写真はネット上の有名掲示板に転載されるなどしたため、サイト会員以外の不特定多数が閲覧できる状態になっていたうえ、皇族のプライベート写真として話題になっていた。佳子さまが通学されている学習院によると、中等科の男子生徒が無断で日記サイトに掲載したことが流出の原因だった。学習院は同日、この男子生徒に対して教育的な指導を行った。

 流出したのは、佳子さまが学習院女子中等科の制服姿で、友人と一緒に笑顔をお見せになっている写真で、ご学友が携帯電話で撮影したものとみられる。会員制日記サイト「ミクシィ」上に無断で掲載されていた。

 この写真は今月25日、男子生徒がミクシィ内の自分の日記に無断掲載。写真とともに「俺、あの人と同学年---」「カメラ目線の写メ(写真メール)」などとするコメントもあわせて表示していた。

 サイトの自己紹介文などによると、男子生徒は佳子さまと学習院初等科時代の同級生。男子生徒が通う中等科と佳子さまの通われている女子中等科は、学園祭などで交流もあることなどから、生徒本人か友人が撮影した写真を日記に掲載したとみられる。

 ミクシィの日記は閲覧者を一部の会員に限定することもできるが、男子生徒は全会員が閲覧できるように設定していた。その結果、多数の会員が写真を見ることが可能となり、誰かがネット上の有名掲示板「2ちゃんねる」にアップ。一気にネット上で話題となり、多数のネット利用者がダウンロードするなどして広がる事態となった。

 翌26日になって、学習院側が流出に気付き、写真は削除されたほか、男子生徒もミクシィを退会したという。学習院広報課では「写真に写っているのが佳子さまかは分からない。ただ、相手が誰であっても、無断でインターネットに写真を載せるのはよくない」としている。

 学習院によると、男子生徒の所属する中等科では、27日、本人に対して教育的な指導を実施。詳しい事情を聴いている。ただ、男子生徒がどうやって写真を入手したかなど、撮影・掲載の経緯については「指導の中身になるので、言えない」としている。
引用終了------------------------

この事について触れるべきかどうか正直迷いました。しかしこの手の事が起きてほしくないという思いがあり、この騒動を起こした中学生だけでなく、日本全体がおかしいのではないかと思い書く事にしました。

新聞はまず見出しで引きつけて記事を読んでもらうので、ある程度インパクトのあるタイトルにしないといけないのでしょうが、「プライベート写真 ネット流出」なんていう見出しはいかがなものかと思います。

騒動の元となっている写真は、特異なものではなく、携帯のカメラを構えたご学友に対してニコッとされてそれを撮られた物のようです。

上品で愛らしく、ご学友が持っている分には何ら問題のない良い写真だと思います。

ですが、公の場で公務の最中に撮られたお写真ならいざ知らず、私的なシーンでの写真を何の許可もなく掲載してしまうというのは問題大ありです。

佳子様が突然転校なされて来られたわけでもないですし、学習院ならばそういうことはしないように常に言ってきているのではないでしょうか、なのに何故この男子生徒は掲載してしまったのか。

恐らく今頃は猛省しているのだと思いますが、掲載する前に何故このような大問題になる事を予見できなかったのだろうか。

この騒動は、この男子生徒がけしからんというだけの話ではなく、むしろその写真が2chで広まり、さらに自分のブログに写真を掲載してしまう方も出てきていることの方が問題ではないかと思います。

中には皇室あるいは秋篠宮家に対して良く思っていない者によって掲載されていることもあるでしょうが、皇室、秋篠宮家に好意的と思われる方々ですら写真を掲載するというはおかしな状況であると思います。

どのサイトでも「かわいいです」とか「かわいすぎます」とか表現されているので、恐らく掲載している方々はそれを知ってもらいたいという思いから掲載しているのでしょう。

それが事を大きくしています。

このお写真を見るまでもなく、これまで公表されているお写真を見るだけでもその事は十分に伝わっているかと思います。

ですから、秋篠宮家に好意的な方こそ、こういう公表されていない写真は使うべきではないと思います。

プライベートなお写真を勝手に利用することが広まってしまうと、いろいろなお写真が利用されるようになってしまいかねません。

今回のお写真が広まることよりも、こういう状況になれてしまうことの方が怖いです。

私の親に話を聞くと昔は天皇皇后両陛下の行幸の際などには、勿体なくて顔をあげれずお顔を拝見できなかったそうです。

宮家の内親王様に対してはそこまでではないでしょうが、最近の一般人の皇室の方々への接し方は少し不敬すぎるように思います。

カメラマンが写真を撮るのは良いとしても、一般人が携帯電話で写真に収めるなどということはすべきではないと思います。

写真がない時代には、偉人の肖像画を書く画家は緊張感を持って筆を走らしたと思います。

写真に収めることも同じではないでしょうか。

「開かれた皇室」を否定するつもりはありません。

ですが、オープンにしてくださっている皇室に接する我々の方が、もっと礼儀をわきまえるべきではないかと思います。

我々国民が「開かれた皇室」という言葉にのって、皇室の扉をこじ開けるべきではありません。

学習院広報課は「写真に写っているのが佳子さまかは分からない」としていますが、それでいいのだと思います。

なんとなくでも言いたいことはわかっていただけましたでしょうか。

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2009年5月22日 (金)

新証明書携帯不要という在日朝鮮人優遇

またまた自民党がおかしな動きを始めました。

なめ猫♪さんのブログ(http://genyosya.blog16.fc2.com/)で知ったのですが、特別永住者証明書の代わりに在日韓国人・朝鮮人に発行する新らしい身分証明カードの携帯義務がはずされそうです。

47NEWSより
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052101000828.html
引用開始----------------------------
在日韓国人ら新証明書携帯不要に  与党、民主が修正で一致

 外国人の不法滞在への厳格対処を目的とする入管難民法改正案をめぐり自民、公明、民主各党は21日、在日韓国・朝鮮人などに新たに発行する「特別永住者証明書」の常時携帯義務を削除することで一致した。

 特別永住者証明書の常時携帯義務削除は民主党が求め、与党が受け入れた。3党は、特別永住者以外の外国人に新たに発行する「在留カード」の常時携帯義務の削除などをめぐり最終調整した上、22日にも法案修正で合意する方向だ。

 入管難民法改正案は衆院法務委員会で審議中。3党が合意すれば、早ければ26日の委員会で修正のうえ可決されて衆院通過し、今国会で成立する見通しだ。

 3党は、このほか(1)技能実習で来日した外国人の受け入れ先企業の責任明確化(2)政府が取得した外国人情報の目的外利用防止の厳格化―などでも一致した。 入管難民法改正案は、これまで市町村が発行していた外国人登録証明書を廃止し、国が「在留カード」を発行するなど在留外国人に関する行政を国に一元化。企業が賃金不払いなど重大な不正行為をした場合のペナルティーも規定した。ただ「在留外国人の管理強化につながる」と人権上の問題点も指摘されていた。
引用終了----------------------------

国籍法改正案のときもそうですが、この手の話になると何故自民党は簡単に乗ってしまうのか。

これは国会議員に限ったことではないですが、「人権」という言葉が絡んでくるとついつい甘い対応になり、「人権」をうまく利用する者の思いのままにされてしまう。

在日朝鮮人などに発行する、特別永住者を証明書するカードとその他の合法滞在外国人に発行する「在留カード」

そもそも、在日朝鮮人などの特別永住者を、他の外国人と区別する必要があるのか、区別することが特別永住者以外の外国人を差別しているのではないのか。

一度、国民全体で考えてみる必要があるのではないだろか。

その結果、日本国民の多数が区別する必要があると思えば、今のまま分ければ良いし、分ける必要がないというのであれば、「特別永住者」を撤廃すればいい。

その時に注意すべきは「特別永住者」とはいったいどういう人たちなのか、特別永住が認められる根拠とされている話は正しいのか、ということを詳しく調べ、根っこから掘り起こして考える必要があるということ。

特別永住者のカード携帯不要を先に決めて、在留カードの常時携帯義務の削除を考えるというのはおかしな話である。

外国人の不法滞在を排除するために、在留カードを導入するのだから、常時携帯義務をつけるのは当然であり、特別永住者と言っても外国人なのだから当然携帯義務を課すべき。

特別永住者向けのカードの携帯が嫌だというのであれば、特別永住者にも在留カードを発行し、その常時携帯義務を守らせれば良い。

以前、当ブログのコメント欄にで以下のような事を書きました。

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日本人が国籍入りの身分証明書の提示を求められないのだから、日本人と同じように扱われるべき在日韓国人も国籍入りの身分証明書の提示は必要ないという考えなのでしょう。

日本人が、日本で生活するのに、日本人であることを証明する必要はないと思うのですが、外国人(ごく一部)がそれを差別だといい、自身の身分証の提示を拒むのであれば、日本人が日本人であることを証明するために、住基カードを携帯するようにしてもいいのではないかと思います。

外国人だけに不便を掛けていることが差別だというのなら、日本人も同じように不便になれば良い。
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日本人になりすました外国人の犯罪が度々起こっています。

そんな中、国会がこのような状況であるのなら、日本人自身が積極的に住基カードあるいはそれに変わる国民カードなどで日本人であることを示さなければならないのかもしれません。

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2009年5月15日 (金)

男の子牧場は男性差別か?

サイバーエージェントが開始した女性向けの携帯サイト「男の子牧場」が物議を醸しているそうだ。

J-CASTニュースより
http://www.j-cast.com/2009/05/14041144.html
引用開始----------------------
「男性を家畜扱い」「個人情報どうなる」 婚活サイト「男の子牧場」に批判殺到
2009/5/14
   
   サイバーエージェントが2009年5月13日に開始した婚活女性向けの携帯サイト「男の子牧場」が物議を醸している。女性ユーザーが身近な男性のプロフィール情報をサイトに登録して、お互いに紹介しあうサービスなのだが、草食系の男性を馬や牛にたとえてアイコン化していることなどから、「男性は家畜なのか」といった批判が殺到している。

■男性を「馬」「羊」の家畜アイコンで表示

 男性は縦軸と横軸で分類される    男の子牧場は、会員登録した女性が、自分の身近にいる知人男性の顔写真やプロフィールを仮想の「牧場」に登録し、紹介しあう携帯コミュニティサイト。婚活中の友人に「いいひと」を紹介するような感覚で、女性同士の情報交換を促進し、「婚活」を応援するのが目的だという。

   男性情報の投稿は簡単だ。携帯メールに男性の写真を添付し、「長所・短所」「結婚相手に求める条件」といった簡単なプロフィール情報を入れてサイトに送信する。すると、バーチャルの「牧場」内に、男性が馬や牛、羊などのアイコンで表示される。青々とした牧場に、家畜で表された人間が置かれるという、少し異様な雰囲気だ。

   さらに牧場の画面には、縦軸と横軸で区切られたマトリックスが表示され、ユーザーは自由に男性を分類することができる。たとえば、縦軸に「お金持ち←→貧乏」をとり、横軸に「イケメン←→ブサイク」をとって、4つのタイプに区分けするといった感じだ。「貧乏&ブサイク」で登録された男性は本当に気の毒だが……

■広報ブログにコメント殺到し、「炎上」

   いままでにない画期的な婚活支援サービスといえないこともないが、「男の子牧場」がスタートすると、ネットでは非難の声が巻き起こった。サイトを運営するサイバーエージェントの広報ブログには多くのコメントが殺到し、「炎上」状態になった。

「男性を牛や馬や羊のアイコンで登録って倫理的に大丈夫ですか…」
「配慮が足りないのでは? 下品だと思います」
と、男性を牛や馬などの家畜にたとえることが「男性差別」にあたるという批判のほか、「個人情報保護」の観点からも問題があるという指摘もあった。

   というのも、利用規約の上では、男性情報を登録するために本人の同意を要求しているものの、実際には同意がなくてもいくらでも登録できるようになっているためだ。登録された男性のプロフィール情報は、「友達登録」した会員であれば誰でも自由に閲覧できる。

■「ネーミング変更も視野に入れる」

   広報ブログのコメント欄に批判が寄せられたのを受けて、サイバーエージェントは5月14日、釈明文をブログに掲載した。「男の子牧場」というネーミングに関しては、

「昨今話題になっている『草食男子』というキーワードから連想し、女性がイメージしやすいようにという意図でつけられました」
と説明。社内の男性にリサーチを行い、「問題ない」と判断したという。だが、批判が多かったことから、「ネーミングの変更」も視野にいれて再検討する、としている。

   また、個人情報保護に関しては

「明らかに承諾を得ていないと判断できる写真や誹謗中傷等のコメントなどについてはサイト内監視を行い削除対応を行ってまいります」
と説明している。しかし、批判はおさまっておらず、釈明文をのせたブログにも200件以上のコメントが殺到している状態だ。

   サイバーエージェント広報部はJ-CASTニュースの取材に対し、

「問題がある情報に対しては、ユーザ同士で『通報』ボタンで報告できるようになっているほか、運営元の監視員がサイトを巡回しています。削除の対象となるのは、利用規約で禁止している、本名や住所などの男性本人を特定できる情報などです。また、登録前に、本人の許可を得ているがどうか、確認するページを設けて対応する予定です。ネーミングに関しては、男性差別であるという意図は全くなかったのですが、ご指摘を真摯に受け止め、変更を検討しています」
と話している。
引用終了----------------------

まず言えることは、男女が逆転していれば、女性差別にうるさい団体からの抗議で、この手のサイトは即刻閉鎖に追い込まれているでしょう。

このサイトが構築された背景には、「婚活」「草食系男子」などという言葉の流行があるのでしょう。

草食系男子を馬、牛、羊などに喩えて、楽しく婚活してもらおうということなのか。

「男性を家畜に喩えるとは無礼だ!男性差別だ!」などというつもりはない。

確かに差別的なイメージがあるが、こういうサイトを利用して若者がどんどん結婚して、家庭を持ってくれるならば、日本全体としては良いことではないかと思う。

「男の子牧場」というネーミングも別にそのままでいいのではないかと思う。

しかしながら、細かいところでは色々問題を含んでいるのではないかと思う。

他人のプロフィールや顔写真を登録するというのは、男性女性の区別なく問題ではないかと思う。

掲載される男性の承諾を得て登録するというルールであっても、厳格に守られるとは思えない。

かなりの練り直しは必要ではないかと思います。

ところで、「婚活」「草食系男子」などという言葉が流行しているかのように書いたが、本当に流行しているのだろうか。

「草食系男子」をWikipediaで調べると、
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草食系男子(そうしょくけいだんし)(または草食男子)とは2008年ごろよりメディアで取り上げられるようになった用語。一般的には「協調性が高く、家庭的で優しいが、恋愛に積極的でないタイプ」の主に20、30代の若い男性を指す。
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これが「草食系男子」???。
ごく普通の若者男子でしょう。わざわざ特別なカテゴリであるかのようにネーミングするまでもない。

そして「婚活」という言葉は本当に流行しているのだろうか。

同名のドラマは、フジテレビ月9枠でありながら、2週連続で視聴率10%を切っているそうだ。

マスメディアが流行を創作するのは、もう限界に来ているのではないか。

「婚活」と言ったところで、今までの「結婚相手探し」となんら変わりはない。

無理やり単語を創設して、ブームになっているかのように装っているだけのように思える。

「男の子牧場」が男性差別だという前に、「草食系男子」という言葉を積極的に使っているマスメディアの方がよほど男性差別ではないかと思う。

もし、マスメディア、サイト運営者その他が、結婚の高齢化、既婚率の低下、少子化などを憂いて、日本の将来のためにこれらの言葉を積極的に使用して盛り上げようとしているのなら歓迎し、そのために多少男性差別的な表現があってもいいと思う。

しかし、そういった大きな視野もなく、ただブームを作って儲けにつなげようということならば、やめてもらいたい。

私にはどうしても後者であるように思える。

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